ニュース・コラム

50周年記念 座談会

世代を超えたクロストーク
50周年というテーマから見つけたそれぞれのネクスト

 

 

皆さんの入社当時の思い出は?

片桐:私は平成7年入社で、現在勤続25年になります。貝沼建設50年の歴史のちょうど半分を過ごしたことになりますね。入社する前年に内定者として、「25周年パーティー」に参加させていただいたんですよ。あれから、もう25年も経つんだなぁと、感慨深いものがありますね。入社当時は、本社は中区にありましたが、ほぼメインは、港区、今の港支店にあり、私もそこで働いていました。今ほど社員はいませんでしたが、建設部としては社員が増えはじめた時期だったと思います。物件も、今ほど多くなく、鉄骨の倉庫や工場が多かったですね。最初の頃は出来ることがないので、箒と塵とりを持って、現場の中や近隣の掃除をさせられていました。
野田:私は平成21年入社で、現在勤続10年になります。片桐次長は、25周年パーティーに参加されたとのですが、私は入社した年に「40周年パーティー」がありました。キャッスルホテルで、1,000人くらい集まって、歌手の山川豊さんが登場しり、司会が東海テレビのアナウンサーだったり、ドラゴンズの選手がいたり、とにかく有名人がいっぱいいて、「この会社はいったい何なんだ!」と思ったことを覚えています。(笑)
私も、掃除はしましたよ。それから、物件を覚えるために、「水道料金」を配りながら、物件を1件ずつ探し歩いていましたね。当時はまだ緑支店がなかったので、中川支店から緑区や天白区に行っていました。
下川:私は平成25年入社で、現在勤続7年になります。平成生まれの若手ですので、お二人のように「入社当時の思い出」という感覚は、まだないですね。(笑)

50年の変遷、そして、これから100年企業に向けて、
皆さんがチャレンジするものは?

片桐:以前は「倉庫や工場」が主流だったのが、やがて店舗付きの集合住宅になり、今はマンションやコダテックスのような、「住宅」のウエイトが高くなってきましたね。
野田:そうですね。特に今は、「リノベーション」など、付加価値を高めるための「ソフト」が重要になってきていると思います。
下川:これまでの50年で、かなりの変化があったと思いますが、これからの50年は
もっと大きく変化すると予想されます。これからは、若い人が住む物件が多いと思いますので、我々若い社員が意見を出していかなればならないと思います。いまの時代だからこそ、できることがあると思うのです。
片桐:今あるものの価値を下げないようにすることが大切で、そのための提案が必要だと思います。建物は、放っておけば、価値は下がり続けます。ハード面からいえば、「点検や改修で、付加価値をつける」ことが可能です。「守る」のではなく、「積極的に価値を高める」ための提案力が求められると思います。
野田:人口が減って、人の住んでいない建物が増える。そういった傾向が、これからどんどん加速しますよね。でも、誰でも新しい部屋に住みたいと思っているはずですから、「リノベーション」がもっと重要になると思います。今は、部屋ごとのリノベーションが主流ですが、これからは、「○○荘」とか「コーポ○○」といった昭和の物件が、『1棟まるごとリノベーションする』、という時代になるのではないでしょうか。
下川:営業としては、オーナー様との人間関係をより強く、深いものにするために、『提案力』をもっとつけなければならないと思っています。「アフターフォローやアフターメンテナンスも、きちんとする会社なんだな」、というようにオーナー様に認知していただけるようにしたいですね。
野田:経営理念の中にある、「完全管理の実践」をより具体的に、また、幅広く展開することが、これから求められると思います。貝沼建設は、もちろん建設や不動産を取り扱う会社ですが、それ以外の範疇であっても、オーナー様のお役に立つのであれば、積極的に代行し、オーナー様が安心して資産運用が図れるようにサポー
トすることです。
さらに、「永代繁栄」のために、「親から子へ、子から孫へ」という代々のお付き合
い、親戚付き合いを継続するために、貝沼建設が担当者を中心にして全社的にバックアップできる体制を構築していくことが重要だと思います。
下川:そうですね。そして、今後それを実践していくのは、我々若手社員が中心になっていかなければならないと思っています。オーナー様との、より深い人間関係をつくっていけるように、努力したいと思います。
片桐:本日は、「世代を超えたクロストーク」ということで、話をさせていただき、とても楽しかったです。「商品開発会議」等では、各部署からメンバーが集まり、皆で協議することはありますが、その他ではこういった機会はほとんどありません。本日は、貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。

 

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