ニュース・コラム
貝沼建設施工の管理者施設建物が完成し、愛知県フットボールセンター知多が開業!
発注元の愛知県サッカー協会専務理事徳田様にお話を伺いました。
愛知県フットボールセンター知多は、JFAグリーンプロジェクトの「ポット苗方式・芝生化プロジェクト事業」により誕生しました。「JFAグリーンプロジェクト」は、子どもたちの外遊びを促し、また、人々が集う地域コミュニティの場として、芝生のグラウンドを増やす活動です。
今回は、地域の交流人口増加を目的に知多市が進める「朝倉駅前周辺整備計画」とのコラボにより実現しました。子どもも、シニアも、障害者も全ての人々が、気軽にスポーツと触れ合える環境をつくり、スポーツで市民を幸せにしたい、というのが我々の活動です。ここはとにかく立地がいいですね。駅に近いので子どもたちも来やすい環境です。大いに利用していただきたいと思います。
※JFAとは:Japan Football Associationの略
自動芝刈り機
「ポット苗方式」による芝生化とは、ポットの中で30日間ほど育てた芝生(ティフトン芝)を田植えの要領で50㎝の間隔で植えるものです。約2か月でその間隔が埋まり、一面の緑の芝生になります。ティフトン芝は生長が早く、日常の管理では芝刈りが欠かせませんが、大掛かりな工事をすることなくグラウンドを芝生化できるひとつの方法です。
そこで活躍するのが、「自動芝刈り機」。24時間稼働する働き者です。
記念セレモニーの様子は、テレビや新聞でも取り上げられました!
コロナ感染防止対策のため限られた人数ではありますが、10月4日の開業日の前日、協会関係者の方々や知多市長様もご参加される中、日本サッカー協会の田嶋幸三会長より祝辞のビデオメッセージが寄せられ、ポット苗植え付けセレモニーが行われました。
貝沼建設は、「管理者施工建物」を施工させていただきました。建物中央の部屋が管理室ですが、スタッフは常駐しません。ICTを活用し「運営のネットワーク化」を試験的に実施。
グラウンドの利用はホームページから申込をして、利用者にはオートロック扉を開錠するための暗証番号等が事前に伝えられます。利用者はその暗証番号を使い開錠しグラウンドに入ります。
扉が開錠された時刻や、終了して最後に扉が閉められた時刻は記録されます。スタッフが常駐することなくグラウンドの利用がスムーズに行われること、予約から利用までをオンライン化・無人化することなど、持続可能性や先進性の取り組みにも配慮した”未来型グラウンド”です。
※ICTとは:Information and Communication Technology (情報通信技術)の略